紙を捨てよ、エコに行こう〜グリーンな招待状とは〜

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グリーンウェディングプランナーのKaoriです。 1月も下旬なのに、急に寒くなって雪が降って、外に行くにも勇気がいる日々です。さて、どれだけの方がピンときているかわかりませんが、タイトルはもちろん寺山修司です。真逆な感じですけどね。個人的にシビれる偉人です。エッセイしか読んだことないですが。

今日から具体的なウェディングtipsを授けていきたいと思います! グリーンウェディングを少しでも取り入れたいという方の参考になればと思います。 まずは招待状編ですので、気軽に取り入れてもらえる率は高めだと思ってはりきります!笑

Chapter.1 エコと招待状の現状

招待状ってゲストの人数を確定させるための大切なものなので、少なくとも1ヶ月半前くらいに返信期限を設定したいので、2ヶ月〜2ヶ月半前には発送したいものです。

と、なると制作するのが大変〜!ってなっちゃうので、式場に頼んでしまう方が大半です。 少し立ち止まって、グリーンな選択も考慮していただけると嬉しいです。

招待状のどこがグリーンでないかといえば、もちろん「真っ白な」紙を使っているところ。 「とりあえず再生紙を使えばエコな気がする…」という方は多いのではないかと思うのですが、7年ほど前に古紙偽装問題など、エコに配慮しているように見せかせけてそうではなかった、と言うケースもあるんですね。

今はチェック基準はかなり改善はされてますが、それでも再生紙・古紙利用100%の紙なのに「真っ白」ってことないですか?それは「漂白」されているんです。 今は塩素系漂白がダイオキシン発生の問題になったことから、非塩素系漂白剤を使っているところもありますが、それでもこの漂白作業はエネルギーを使うので、グリーン的な視点からはちょっとアウトなんですね。

世界的には木を切るところがなくなってきて、長い間手をつけられていなかった森林(ヴァージン・フォレスト)にも手を出しはじめて、これは危機的な状況だ、という見方もあるようです。木を切ることが自体が悪ではないのですが、配慮のない伐採は地球を痛めつけることにつながります。

Chapter.2 グリーンな招待状とは?その1

一番はまず紙を使わない、という選択です。 幸い今はウェブが発達して、招待状アプリというものが出てきています。 いくらスマートフォンが発達しているとはいえ、親戚や上司に対して、それはないだろう、ということから主に二次会で使うことを目的として配信されているようですね。 いくつか紹介します。

・Weddingday(https://weddingday.jp/) Weddingday無料プランで十分使える招待状です。私も利用しましたが、無料のサービスの中では一番使いやすかったです。ゲストリストをダウンロードするにはプレミア会員登録が必要ですが、しばらくはリリース記念で無料キャンペーンをやっているみたいです。(2016/01/21現在)

・DEAR(https://dear-guest.com/) DEARこちらはアプリで出欠が管理できます。無料プランではゲストが15人しかできないので、本格的に使うとなれば、有料オプションを選ぶ必要がありますが、まずは無料でお試しでやってみるといいと思います。デザインが多くてかわいいです。

・AMOウェブ招待状サービスhttps://www.amo.am/paper/invitation/web/
Weddingdayと同じサイト型ですが、こちらの方がより詳細を案内できる模様。

いかがでしょうか?気をつかいそうな方だけ紙の招待状をだして、その他はウェブで、というのもありですね。 とはいえ、紙で出す選択もグリーンにできるんですよ〜。

Chapter.3 グリーンな招待状とは?その2

fscindex_bt_markpどんなにデコレーションできたって、実体がないものでは…というお気持ち、やはりあると思います。「紙」を使ってもエコな方法もあります!大丈夫、あるんです。ずばり、持続可能性の高いパルプを使う! 日本には森林認証材、間伐材など切るべき木、というのが存在していて、これは森林を守るために必要となってくるものなので、利用することがグリーンにつながります。紙もそういったパルプからできたものを使うんです。 認証マークを目印に、そういったハガキや便箋、封筒を選んでいただくだけで、グリーンな招待状にできます。

nonwoodenまた最近注目され始めた新素材からの紙もご紹介します。 まずはコットンペーパー。綿は1年草なので、木よりも持続可能性が高いと考えられています。欧米ではフォーマルな場面に使われるイメージもあり、結婚式にはぴったりの風合いが楽しめます。ハンドクラフトの輸入物が多いので、ちょっとお高めなのが玉にキズですね。日本製はまだ稀で、紙としては手に入るかもしれませんが、印刷は自分でしなくてはならなそうです。非木材利用の製品は非木材グリーンマークで確認できます。

そして、日本でぜひとも推進されていってほしいのは、竹です。最近では竹繊維で織られた服やタオルなども発売され、ますます大活躍をみせているところですが、紙にもできるんです。放置林が相次ぎ、竹害などと言われた時期もありますが、ちょうどよく伐採して美しい竹林を残しつつ、私たちの生活を助けれくれるスーパー素材なんですよ。これは中越パルプ工業株式会社というところが推進してかなり手に入れやすくなっています!1枚から買えるウェブストアもありますから、ぜひ利用したところですね。

Chapter.4 グリーンな招待状とは?おまけ

markそしてインクのこと。これは家庭用には普及していませんので、自宅で印刷をする方には残念ながら応用できないのですが、どこかに頼まれるのであれば、植物油インクが使用できる印刷会社をお勧めいたします。最近ではDMにも植物油インクのマークをよく見かけるようになり、とても嬉しいです。もともとは大豆油が推奨されていましたが、最近ではこちらに移行するように呼びかけられています。特にエコの観点からどちらがいいというのはありませんが、植物油の方が利用できる油の種類が多いため、汎用性が高いという判断なのでしょう。

今世の中にはたくさんの「なにかしらのエコを表示する」マークが溢れていますので、なかなか(私もですが…)覚えられず、何を目印にすればいいのか…と途方にくれてしまうこともあるかもしれませんが、そんな時には環境省のマーク索引を利用してください。事業者団体からのものもインデックスされているので、確実です。

日々の生活でもこれらのマークを意識して買い物すると「グリーンコンシューマー」、いわゆるグリーンな消費者になることができますので、わかる範囲で活用してみてくださいね!
1人でも多くの方へ、ローカルでグリーンなウェディングを!^^